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5月コラム 勉強したことって何に使うの?(一般企業編)

みなさん、ご無沙汰しています!しん先生ことやまざきです。3年ぶりにキュリアスの教室に帰ってきました。相変わらず理数科目を担当しています。キュリアスにいなかった3年間、実は一般企業で働いていました。
勉強をしていると「勉強してることって将来使うの?」と疑問が出てくることもあるかと思いますが、「普通に働いていても、勉強したことを意外と使うよ!」と身を持って体験したので、これを機に話をしておこうかと思います。

まず、【英語】!大企業は海外進出を当たり前にしているので、会議が英語だったり、社内公用語(社内で使う言葉)が英語のところもあります。企業や仕事内容によっては英語を使えることが当たり前でないといけないのです。毎日使わなくとも、資料を全て英語で作らなければならないこともあります。(私でさえも経験あります。)英語ができないと仕事の幅や将来の可能性を狭めることになってしまいます。
次に担当している【数学】!中学校の問題集に出てくるような「原価の〇%の利益を見込んだけど、△%引きで売る」ということが、日常で出てきます。企業は商品を売って成り立つので、このような計算は誰だって理解していないといけないことなのです。割合の問題が嫌いな人も多いですが、そんな人も直面する日が来ます。数字に弱いと痛い目をみますよ。
それから、【国語】!社会に出てからの方が、人前で話さなければならない機会も、相手の話をきちんと聞いて理解しなければならない機会も増えます。国語力がないと話の核が伝わらないし、理解できません。話の趣旨をとらえる力や「つまり、こういうこと!」と言い換える力は学校の国語で十分に身に付きますので、ぜひ勉強しておきましょう。(私は勉強不足をとても後悔していて、このコラムを書くのが苦手です笑)
最後に、【理科・社会】!理系は仕事にそのまま理科の知識が必要なことも多いです。「じゃあ、社会科目や文系は?」という疑問に、知っているほうが人生が豊かになるよ!とすみませんがざっくりとお答えします。信じられないかもしれませんが、大人になると理科や社会の話の機会があったり、興味が湧いてくるときもあるんです。ちなみに、私の場合は将来自分の子どもが「なんで飲み物が汗をかいているの?」など日常の素朴な疑問を持った時に答えられるために勉強しています。担当でもない上、苦手な社会科目ですら現在勉強中です。
と、ここまで教科の話をしていましたが、1番重要なのは教科ではなくて【テストで結果を出すためにどうしたらよいか考えて行動すること】です。むしろ、これが全てと言っても過言ではないです。実は生きているとこれの繰り返しです。大人になったらテストはなくなってしまいますが、会社の売り上げだったり、身に着けたいスキルだったりと日々「目標」が存在します。その時どれだけ目標を達成できるかが重要になります。また、単純に自分が成長することで喜びを感じませんか?
勉強の経験は大人になって仕事をしても差が出ます。身をもって実感しました。きっと皆さんがそれに気づくのはもう少し先になるとは思うのですが、「勉強しても将来役に立たない!」と決めつけないで、勉強に励んでもえたら嬉しいです。結構、「あの時勉強しておけばよかった」と後悔する大人は少なくないもの。今から勉強するのも悪くないですよ。

 

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