こんにちは、今年の春からCuriousで教員をしている芹澤礼人と申します。「礼人」と書いて「らいと」と読みます。高確率で誤読されるので記載しときました。高校数学β、γを担当しており、毎週火曜金曜日の週2回現れます。授業を担当していないので中学生との関わりは薄いですが、見つけたら「あ~、らいとってあの人か」くらいに思っといてください。質問とかあれば遠慮なくどうぞという感じですが、社会(特に歴史)の知識が絶望的なので、そこは聞かないでね。
さて、今回はじめてのコラムなのですが、「学力を上げるには?」というテーマについて書きました。参考にしていただければ幸いです。
みなさん、Curiousには何のために通っていますか?もちろん学力を上げるためですよね。でも、「最近、成績伸びないなあ~」ってこと、わりとあったりしたと思います(特に高校生)。別にこれはCuriousに限ったことではなく、どこの塾に通っても起きることです。
じゃあどうすれば成績が上がるあるいは上がりやすくなるか。それは「自分を知る」ことなんです。は?お前何言ってんの?ってかんじですよね・・・。
例えば数学でいうと、ミスを減らすということに重点をおきます。よく計算ミスをしまくり、「あ~、また計算ミスだ~笑」と連呼し、ミスが減らない人がいますが、じゃあ、あなたは1+1=2を計算ミスするかって話です。これをミスする人は医療機関を受診してください。多少のミスは誰でもしてしまいますが、しまくる人には必ず原因があります。数字が汚いことによる読み間違い、展開が苦手など。そういう人たちは、自分がそういう人間なんだと知って受け止めることが大切です。そうすれば、字を少しきれいに書く、展開の時は少し慎重に計算するといった自分なりの対策がとれるようになります。
少し視点を広げると、さらに勉強の効率が上がるかもしれません。例えば、理社の暗記。自分は暗記が苦手なんだと分かっているなら、暗記の時間を増やす。他に、見てるだけじゃ覚えられないという人は、書いたり音読したりして、自分に合った暗記方法を見つけるなどです。
さらに、自分のことをよく知ると、この時間帯は眠くなる、起きてから何時間後が一番眠いとか、こうすると集中が切れる、何時間勉強して何分休憩が一番集中が続くなどが、人それぞれ分かってきます。そうしたら、勉強に集中できる時間が増えていくと思います。
つまりは、成績上げたかったら、まず自分のクセとか性格を理解しましょうってことです。自分のことは、絶対に他人よりも自分がよく分かるはずですから、自分ってどんな奴なのか考えてみてください。