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8月コラム 貴重な時間の過ごし方

どうも。
りゅうです。

またしても熱い夏がやって参りました。
1・2年生にとっては部活に、青春、そして勉強に打ち込める季節。受験生にとっては、最も重要な長期休みに差し掛かりました。例年の先輩たちの背中を見ている君たちにとって「受験は夏に決まる」と言っても過言ではないことはご存知でしょう。今まで通りの学習から本当の受験生として目覚めるべき大切な時期です。有意義に過ごして貰えたら嬉しいです。

さて、では「有意義に夏を過ごす」と言っても具体的にどの様に過ごせばいいのか。今回は、その点に触れていきたいと思います(夏に限りませんが、夏以降の学習において特に重要です)。

まずは今まで以上に「時間より質と量」と心得ましょう。何時間机に向かった。何時間塾にいた。また、誤解を恐れず申し上げれば、何コマ受講したかさえ関係ありません。当然、我々は皆さんの現状を考慮して最大限必要な内容を行いますが、それはその後の自習の質を上げるためのものです。最終的には夏の時間を使って、自分が実際に覚え、解けるようになった量こそが重要であり、その為に何をするべきかを考え質を高めていくことが有意義な時間を過ごす秘訣です。

その為には行うべき「具体的な教材・内容」と「具体的な量」を先生と相談しながら、夏期講習が始まる前に決定しましょう。これは必ず行なって下さい。そして、試験範囲の単元や自分が苦手な単元は「少なくとも三周する」と心がけましょう。そこが決まれば、大まかに実際に必要な時間が明確になります。仮に8月1日から1ヶ月の間が夏休みだとした場合、24時間×31日=744時間。そのうちに睡眠や食事、お風呂などの時間を除いて約半分の372時間を勉強に充てられると考えても、どれだけ1分1秒が貴重か気づくと思います。ただ漠然と目標値を決めずに勉強するだけでは「時間の貴重さ」に気づかず、肉体や精神的な疲労から来る「自分の甘え」を優先してしまう機会が増えてしまいます。受験前に「もっと時間が欲しい」と言う生徒の多くは、夏の学習の段階で「すでに時間が足りない」という現実に気づかず(もしくは目を背け)、後ほど自身が後悔する時間の使い方をしてしまう生徒が殆どです。そうならない為にも、辛いことですが自分の立ち位置と現実を夏期講習前に把握することが肝心です。

正直、受験に一度や二度失敗した程度で人生は変わりませんし、そんなことで人間の質は決まりません。しかし、君たちを含む我々は「勝ちを掴む」つもりでこの学び舎に集まっています。我々教員は、君たちの想いを実現すべく全力で勝ちを狙いにいきますので、残りの時間を共に有意義なものにしていきましょう。よろしくお願いします。

P.S.
良い機会なので一年生や二年生も知っておいてください。受験は勝負の世界です。部活で試合に出れば「勝ち」も「負け」もあるように、当たり前ですが「合格」と「不合格」が存在します。一定のラインに辿りつかなければ「不合格」です。勝負は既に始まっていますよ。さぁ、勝ちに行こう。

 

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