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7月コラム 内申点の価値

 突然ですが、都立入試の仕組みを知っていますか?
簡単に説明すると、都立入試の仕組みは学力調査(当日の試験)と調査書(学校の成績)を合わせて1000点満点で合否を決定します。その点数の比重は、7:3(700: 300)で統一されています。

みなさんはこの比重をどう思いますか?
実はこの内申点を軽視することができないのです!!!!
むしろこの内申点で、都立・私立高校の受験できる範囲が決まってしまうといっても過言でありません。

高校入試で使用する内申点は3年生の2学期の成績です。
たとえ1、2年生の成績が良くなかったとしても、3年生の成績がよければ取り返しはつきます。しかし、3年生の2学期だけ好成績を収めるは難しいので、1、2年生から地道に努力しなければなりません。

さて、この内申が1違うと都立入試において、入試当日の得点の差はどれくらいになるのでしょうか?

5教科(国・数・英・理・社)の内申が1つ違うと、入試得点では3.3点分の差になります。
また実技教科(美術・音楽・技術家庭・保健体育)の内申が1つ違うと、実技科目の内申点は2倍になるので6.6点分の差に相当します。

内申1の差なら大したことないと感じるかもしれませんが、2以上の差になると当日の学力試験ではおよそ10点からそれ以上の差になりますので、その分得点を多く取らなければなりません。
逆に内申点が高ければその分有利となります。

また都立入試だけでなく、私立高校の併願優遇を取得する場合にも内申点が必要となります。
自分が目指す私立高校の基準点がどれくらい必要になるのか、是非この機会に調べてみてください。

このように高校受験において内申点は蔑ろにできませんので、1つでも多くあげることが重要です。そのためには、学校の定期試験を疎かにしないこと、授業態度や提出物を軽視しないこと、そして早い段階で受験勉強を始めることが大切です。

 

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