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7月コラム What’s your dream?

“What’s your dream?”

 最近、アメリカからの留学生に聞かれた質問です。みなさんは答えられますか?多分アメリカでは普通にされる質問だと思うのですが、私はこの質問にとっさに答えることができませんでした。でも過去の自分を小学生の頃から今まで思い返すと、なりたかったもの、やりたかったこと、色々出てきました。なぜ、それらを忘れていたのでしょうか。もしかしたら、心のどこかで「でも自分には難しい」と思い、勝手に諦めていたのかもしれません。あるいは、誰かに「それは無理だよ」「やめた方がいいよ」などと言われてしまったかもしれません。みなさんにも、そういう心当たりはないでしょうか?

 ここで一つ見てほしい動画があります。植松努さんのTEDでのスピーチです。講演タイトルは「Hope invites」です(スピーチは日本語)。YouTubeで検索すると出てきます。

 申し遅れましたが、私は今年の3月からCuriousで教員をさせていただいている、ふうゆう先生こと、おおのです。今は高校数学と化学を担当しているため、小中学生の子にはまだ馴染みが無いかもしれませんが、これからよろしくお願いします。
 さて、私が言いたいことは全て先に紹介した動画で語られているので、余り余計なことをここで付け足さずにぜひ動画を見てほしいのですが、1つこの講演の内容で強調しておきたいのは、「今の自分にはできないからこそ、夢である」ということです。実現のために努力が必要な夢こそ、本当の夢であるはずなのです。今はできないから努力するのであって、最初から自分で無理だと思って諦める必要はないし、まして他人に「どうせ無理」などと言われて断念する筋合いもないのです。
 ちなみに、2つだけ”夢”について補足すると、まず夢は途中で変わってもいいです。もう1つ、自分の夢を「些細な夢」と思う必要もありません。アメリカに住んでみたい、だって立派な夢です。そこから、じゃあアメリカで何をしたいか、などを徐々に突き詰めると、もっとモチベーションが沸くような夢に広がります。アメリカの留学生は、自分の夢は日本とアメリカの文化をつなぐような仕事をすることだと言っていました。そのために、彼は一生懸命日本語を勉強しています。具体的な職業を夢にしようとしなくていいのです。あくまでも、自分が「何をしたいか」です。
 時に、つまずいたり、うまくいかないことがあったりすると、「自分は何のために生きているんだろう」などと思うことがあると思います。それは決して、異常なことではありません。そういう時に、「じゃあ自分は将来何がしたいのだろう」と考えて”夢”を持てるようになると、立ち直りが早くなります。
 もう一度言いますが、ぜひ先の動画を忘れずに見てください。私もこれを見て、ちゃんと夢を持てるようになりました。きっと心の支えになってくれると思います。それでは…もうそろそろ紙面が足りなさそうなので(笑)、この辺で。

 

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