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9月コラム とあるHくんの高校受験期 〜数学編〜 前編

 夏休みもあっという間に終わり9月になりました。夏休みの成果を確認し、弱点を補強していきましょう。そして受験生はここからが踏ん張りどころです。
そこで本日は「とあるH君が高校受験期で嫌いな数学の点数をどう上げたか」についてのエピソードを紹介したいと思います。

結論から言うと、点数を上げたいのなら「自分で努力して課題を克服すること」です。言葉を悪く言えば「甘えるな自分でやれ」です。このご時世、精神論的なやり方ではダメだと言う人もいますが、精神論的な部分も少なからず必要です。物事の全てが他力本願で楽なやり方でどうこうなる問題であれば、Hくんの数学嫌いはなく、成績もイージーに取れていたはずです。でも実際はそうではなかったのです。

H君が算数・数学を嫌いとなった理由は、H父の教え方があまりにも厳しすぎて小学2年生で嫌になったそうです。当時のH君からしたら「暴行罪で逮捕してください」と恐怖心を植え付けられるほどのようでした。

そこから高校受験でH君が本気を出すまでの算数や数学の勉強は皆無でした。
どれくらい皆無だったかというと中学の定期試験前では数学の勉強をした記憶がないらしい。当然テストは50点もとったことがない。まして50点を取ることなんてH君にとっては夢のまた夢でした。

ちなみにH君は授業ノートはそれなりにとっていたようです。(頭は使っていません)
学校の先生から見たH君も授業は真面目に受けているように見えていたそうで、三者面談でもこんなに真面目に授業を受けているのに数学の成績が取れないのは不思議と言われとても心配されたほどでした。ちなみによく寝て、それなりにサボってはいたのは確かなようです。

そんなH君は、中2の3学期から家から自転車で15分ほどにあった塾に通い始めることになりました。通い始めた理由は2つあって、一つは仲の良い友達が通っていたから。そしてもう一つはK県の高校入試制度は2年生の3学期の内申点も必要で、H君なりになんとかしないといけない思いが少なからずあったからだそうです。

H君が通ったその塾は、キャラが濃すぎる先生ばかりでした。先生という概念をぶち壊したくらいのレベルです。見た目金髪ヤンキーはいるは、ロン毛を束ねた人はいるは、ひたすら生徒にいじられまくる先生はいるは、地方訛りが激しい先生はいるはとカオス(笑)
でも、見た目で判断してはいけない実力ある先生方ばかりで、「この先生たちマジでスゴい」とH君が尊敬と感謝を抱くレベルでした。
ちなみにその光景から先生という職業に憧れを持ち始めたのも、少なからずH君の心にはあったそうです。

おっと、話がそれてしまったのでもとに戻します。通塾当初、H君の勉強習慣は全くありませんでした。ただ塾に通い、授業を受け、宿題は怒られない程度にこなすだけでしたので、当然3学期の定期試験の結果は何も変わりませんでした。   

10月号へ続く!!!     

 

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